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 戦後の沖縄で焼け跡に建てられた仮設住宅・バラック小屋にちなんで命名されたという、沖縄・那覇のアートスペース「BARRAK」。そのメンバーがコアとなって「Bangkok Biennial 2018」に参加したのが、展示会「BARRAK:survibes」だ。「生き抜く為に造る」をテーマに、個々人が自生的に展開する作品たち。それらがまるで生態系のはじまりのようも見える展示会だった。

 とくに興味深かったのは、沖縄とバンコクという南国としてのコンテクストの響き合いの結果うまれる不思議な感覚だ。沖縄に住む、または縁のある作家たちの作品は、一見するとコンテクストを離れたようにも思えるバンコクという地で、さらにその力強さを増しているようにみえた。

 その理由のひとつは、その作品たちが特定の社会におけるコンテクストを超えて、いってみれば「普遍」とも呼べるようなものに触れているからだろう。言葉や歴史などが大きく変わる地に作品が置かれることは、その強度が試されることでもある。このパビリオン「BARRAK:survibes」は、沖縄の持つコンテクストとその強度をしっかりとしめしてくれている。

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BARRAK:survibes

会期:2018年9月1日〜9月24日 イベント実施期間: 9月14〜16日

メイン会場:ホワイトライン、他。

参加者: BARRAK Independents(手塚太加丸、角田啓、高橋相馬、長濱つばき)、#IMMUNITY BANGKOK(大和田俊、仲本拡史、佐々木健、長谷川新、百頭たけし、方大、迎英里子、谷中佑輔)、井上徹(オル太)、遠藤薫、小鷹拓郎、キュンチョメ、花崎草、加藤康司、澤隆志、Jason Waite、ボッチンと愉快で奇妙な仲間たち

パビリオン・ディレクター:居原田遥